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きたスロ特集 > 食の応援団! だてスローフードファクトリー
伊達の食の応援団! だてスローフードファクトリー 季節の移り変わりがはっきりしていて、四季折々の海の幸、山の幸に恵まれる伊達市。北のスロウライフ特集第3回目は、伊達市のだてスローフードファクトリー。 伊達の豊かな食材に注目し、この豊かな食材を活かした料理を開発し、それを広げていこうという活動が、まちづくりにまで広がりました。 食材に恵まれる「伊達市」 伊達市は北海道の中では最も温暖という恵まれた気象の中、明治開拓以来、先進諸国の技術導入により寒冷地農業を確立し、北海道の模範農業として初期開拓に大きく貢献したという歴史をもっています。
伊達ならではのスローフードを! これら多様で豊富な食材をつかって何かできないか?と伊達を中心に西胆振地区で主として農産物の生産に関わる会社の7名が発起人として集まり、スローフードファクトリーが生まれました。 メンバーは農場たつかーむ(有精自然卵と有機野菜)の高野律雄さん、オオヤミート(黄金豚)の大矢辰男さん、牧家(牧場、乳製品)の平田浩さん、大高酵素(植物エキス酵素)の東晃平さん、酒本商店(酒店、地酒プロデュース)酒本久也さん、ホテルローヤルの河原文博さん、税理士の鈴木啓一さんと西胆振地区の食のキーマンたち。
スローフードとは スローフードとは、ファストフードに対する概念。大量生産、大量流通、食品添加物、遺伝子組み換えといった「食の均質化」の波に対抗して1980年代のイタリアで生み出された考えで、その土地土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動や、その食品自体を指す言葉として使われています。現在世界的な運動となり、日本でも様々な取り組みが行われています。 スローフードジャパンhttp://www.slowfoodjapan.net/ 豊富な食材を使った郷土料理の開発を
従来の、日本一の収穫量など単一の食材をつかった食ブランドではなく、多様な食材が地域内で生産されていることを他地域にない利点として活用できないか、とメンバーが始めたのは試食会。 まず伊達の素材を知り皆でアイデアを出し合おうと、伊達や室蘭などの飲食店に食材を持ち込み腕をふるってもらって、伊達素材の料理の試食を例会として重ねました。 1回目は、スローフード発祥の地イタリアに敬意を称してイタリアン。以降数ヶ月に一度、和食、中華、フレンチと様々なお店に料理を試作していただきました。料理人泣かせの集団で、あれこれ注文をだして、眠れぬ夜を過ごした料理人もいたとか。これら例会はおいしい料理とともに、たくさんの人と会い、夢を語り、交流する場となり、参加者もだんだん増えてきました。 話し合いを重ねる中で、このような「開発」をするグループを応援する、さらに、これらの取り組みでできた料理を、伊達ならではのものとして「格付け認証」をしていく、また食に関する知識や食べ物を選択する力を得て健全な食生活をおくることができるようになるための「食育」の活動を行う、という3本柱で活動していく事が決まりました。 形になった! 四季折々のスープ誕生 活動を初めて1年がたつころ、北海道が認定する「北の料理人」北海道地域づくりアドバイザーで、元ホテルクラビー札幌料理長、貫田桂一シェフを招き学習会を開き、具体的な商品開発について考えました。 これら例会と平行して、大滝商工会と伊達商工会議所による地域ブランド料理の開発事業に取り組み、カレー、ドリア、スープなど試作を繰り返しました。そしてだてスローフードファクトリープロデュースによる、四季折々の伊達の素材をたっぷりつかった「食べるだての四季のスープ」が誕生しました。
これらスープの試食会が、2007年2月に開催された大滝国際スキーマラソン大会で雪の中行われ、参加した選手たちの身体をあたため大好評でした。 このスープは、ホテルローヤルで製造。1食ずつの冷凍パックは、伊達市内中心部の道の駅「黎明観」で販売中です。
問い合わせは0142-23-4888 ホテルローヤルまで 札幌のホテルで「まるごとだてフェア」
このとき参加された札幌のホテルのソムリエが、この雰囲気を大変気に入って、この雰囲気を再現したいと、ホテルニューオータニ札幌のレストランで約1ヵ月間伊達の豊富な食材を使ったフェアをやることになりました。ランチ、ディナーの和洋食がだての食材で展開される、だてスローフードファクトリー初の一大事業となりました。
ランチ11:30〜14:00 ディナー17:00〜21:00 ホテルニューオータニ札幌(札幌市中央区北2条西1丁目1)地下1階レストランフォーシーズン ランチ(和食1600円)(洋食1500円・2000円) ディナー(和食コース6000円)(洋食コース5000円) プリフィックスコース(お好きなメイン料理とデザートをチョイス 3500円・4500円) (フェア期間中のバイキングもだて食材コーナーが登場!) 問合せ・予約:011-222-9159 ホテルニューオータニ札幌 地域の生産者が「いいもの」を広げていく 「たんなる酒飲み話しが、実際にスープになったり、札幌でのイベントになっていった。皆の思いが現実に形になっていく、このプロセスが本当に楽しい」と話すのは、だてスローフードファクトリー代表の高野律雄さん。 「これまでの活動を通じて、私たちは”食の応援団”なんだということがわかりました。地域の生産者が”いいもの”をつくっていくようになることが素晴らしい事。野菜を例にあげると、化成肥料をたくさん使っていると土は固くなり、野菜はおいしくない。だから堆肥をつかっていこう、となる。すると環境への負荷は減るし、地域資源の循環にもつながっていく。食育を通じて消費者の意識が高まれば、よりいっそう生産者の意識も高まります。今年は食育に力を入れていきたいですね」 「食」で地域を盛り上げていこう、ということはひいては地球環境にまで繋がっていく。 スローフードファクトリーの例会には、環境問題、社会問題、生き方について、さまざまな提言を発信しているネットワーク地球村代表の高木義之氏による「美しい地球を子どもたちに」と題した講演会も行われ、多くの方が環境について考える機会となりました。 地域全体を盛り上げる”食の応援団” 代表の高野さんは、壮瞥町で7haの有機認証農業と平飼い自然養鶏の農場を運営、この農場は社会の中で生きにくい人を雇用する福祉農場の顔も持ちます。発起人メンバーにはほかにも、農薬や除草剤など使わない自然な農法でつくる牛乳「草かおる」をつくる牧家の平田さん、また環境配慮型の畜舎で、牧家のホエーを地域内循環して食べさせて育てた黄金豚のオオヤミートの大矢さん、材料の数十種類の野菜や山菜のうち、4割を伊達産のものにこだわり仕込む、植物エキスの発酵飲料「大高酵素」の東さん、環境型ホテルを目指すホテルローヤルの河原さんなど、環境意識の高い方々が名を連ねます。 素晴らしいのは、これら一つ一つの企業の製品を売り込むのではなく、「食」を通じて、この地域全体を盛り上げていこうとする姿勢です。
伊達市のまちづくりにも これら民間グループの力が牽引力となって、伊達市のまちづくりの指針の中に「食を通じたまちおこし」があげられるようになりました。生産者、加工業、レストラン業、消費者など、食に関するネットワークの形成を図りながら地域ブランドを構築することを目標に、現在市が主導で伊達市地域ブランド構築事業市民検討懇話会が発足、一般市民もまじえて地域の食のブランドづくりの取り組みも始まっています。 今年度は食育に力を入れようというスローフードファクトリー。地域ブランドづくりとともに、今後の展開が楽しみです。 だてスローフードファクトリー有限責任事業協同組合 〒052-0025 伊達市 網代町24番地 (商工会議所内) だてスローフードファクトリー有限責任事業協同組合 広報事業部 電話 : 0142-23-2222 FAX : 0142-23-2222 eメール : h-sasaki@date-cci.or.jp
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