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伊達移住者の体験記 > 伊達暮らし56 文化の香り
 伊達市に移住をされた方に、日々の様子を綴っていただくコーナー。

伊達は「文化」に造詣の深い方も多く、よく文化人も訪れにきます。自然の恵みだけでなく、そうした楽しみもあることを池田さんは教えてくれます。

先夕伊達カルチャーセンターにて、加賀乙彦さんの講演会があった。
わたくしは不勉強で加賀さんのことや書かれた小説については読んだことがなく、会場でいただいたパンフレットで概要を知った程度である。
東京大学医学部で、精神医学、犯罪学を専攻され、卒業後、病院、拘置所勤務を経て、フランスへ留学。帰国後大学で教鞭を執るかたわら、フランス留学の経験を活かした「フランドルの冬」、
「荒地を旅する者たち」、「帰らざる夏」などの作品を発表、1979年より文筆活動に専念。
北海道との関わりは、83年から朝日新聞に連載された「湿原」(85年に大佛次郎賞)を書くときに道東厚岸、風蓮湖のあたりの取材旅行からであった。
既に伊達では3回ほど講演会を開かれている“伊達通”の方である。
今回のお話の内容「『湿原』の取材と野田弘志さんとの出会い」の中でも多く語られた野田弘志
さんという方との出会いが、伊達によく足を運んでくださる理由のようだ。

野田弘志さんは、事物の実在感を徹底して追求した細密な写実絵画を描く画家で、現在伊達に住んで創作活動をされている。加賀さんとは、「湿原」の挿絵を担当されてからの永い交友関係である。野田さんもそれまでは北海道に来たことはなかったのだが、加賀さんと共に訪れた道東の景色に魅了されたことから北海道とのご縁ができ、今はここに住まわれている。
加賀さんによれば、取材旅行で共に厚岸の湿原を巡るうちに、野田さんは目覚めたに違いない!
「北海道の自然を絵にしなければ生きている甲斐がない!?」と。

野田さんは、いま実に様々とこの伊達の町の文化の向上に尽されている。
・伊達市の噴火湾文化研究所の主催するアートビレッジで後進の絵画の指導に当たられている。
・以前やはり挿絵を描いて知り合いになった宮尾登美子さんが、「宮尾本平家物語」を伊達で執筆される時に関わられた。その縁もあり、「宮尾登美子文学記念館」が歴史の森公園の一廓にある。
・あるいは、一昨年東京で「フェルメール展」が開催される前に、「フェルメールの見所」についての解説をしてくださったこともあった。野田さんはフェルメールの「ミルクを注ぐ女」が好きで、ご自分の写実画の原点のようにおっしゃっていた。
・あるいは同じく一昨年、元GHQ民政官シャーマン氏の美術コレクション約5000点が伊達市に寄託されるところにも大きく関わられている。シャーマンコレクションのうちの数十点が公開され、とても感銘を受けたことは以前「横浜の旅」エッセーの中で述べさせてもらった。
・あるいは、知己である岩崎淑さんのピアノ、岩崎洸さんのチェロの伊達でのリサイタルを仕組んでくださったりしている。
何とかこの自然豊かな伊達の町に文化の香りも届けたいという思いが感じられる。
今回の加賀さんの講演もこのような二人の関係から実現できたに違いない。
加賀さんが語ったことのいくつかをメモしてみると、
厚岸での講演会がきっかけで、漁業組合の若い人、文学好きの人々と温泉で宴会をやり、顔馴染みになっていった。
そんな人間関係の中から、厚岸の湿原の中の川にいっしょにオショロコマを釣りに行ったりしながら付き合いが深まった。→何か書けそうになってくる。
風蓮川の一面に凍っていた氷が、ある日突然割れて海に向かって流れ出す。→何と自然は美しいのだろう!? これを小説の最後の章のモチーフとした。
・ 北海道の自然の美しさは、人間の手が入っていないような自然が多く残っている。
自然にみにくいものはない。人間の作ったものは出来、不出来がある。
「自然はどうしてあるがままで美しいのか!?」などを考えるにつれ、自分は自然描写に長けるようになった。
などの道東での体験から話され、野田さんとの交流の思い出話になっていった。
最後にお二人の簡単な対談があったが、
「二人の知己に伊達に来てもらい、“伊達の文化祭”を企画しようじゃないか!?」
というような話も出た。実現できたら素晴らしいことだろう。
われわれから「実現して欲しい!!」という声をもっと高めねばならないのだろう。

文化とは、文学や絵画、陶芸、音楽などを通じて頭を活性化する、刺激を受けて種々考え巡らす意味があるのではないだろうか?あるいは美しいもの、清清しいものを感じ心を純化していく、癒やしていく作用をいうのではないだろうか?
季節ごとの自然に交わり、そこから受ける賜物も同じような作用があるのだろうが、人間が創り出すことからの作用も車の両輪のごとくなのだろう。

ちょうど同じような頃、田中正也さんというピアニストの方を囲む会というのが伊達信用金庫のコスモスホールという所であった。
田中さんは79年生まれで、3歳からお母さんの手ほどきでピアノを始め、15歳から単身ロシアに渡り12年間モスクワ音楽院大学院などに学びながらプロコフィエフ国際コンクール、バラキレフ国際コンクールなどで賞をいただいた気鋭のピアニストだ。

今年の8月末に伊達でリサイタルを開く前に、今回こちらのピアノ関係の方との親睦もあり囲む会というのが催された。
今回おしゃべりを交えて、ショパンやリスト、バラキレフなど8曲を弾いてくれた。正直わたしにはよく分からないのだが、ピアノをやる方の感想では、技術的にもその表現方式にしても素晴らしいものを持っている方だそうだ。
目をつぶって聴いていると、音が踊り、跳ねて、飛んで、止まって、強弱や間合いがきっとこの人独自の表現様式なのだろうなと推測した。
伊達の周りの豊かな自然を季節と共に感じつつ、時に文化の香りに触れられるのはありがたいことだ。
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